2011年8月8日月曜日

井坂哲也君の論文が Biosci. Biotechnol. Biochem. 誌にアクセプト

生物制御化学研究室に所属している連合農学研究科博士課程学生の井坂哲也君が Biosci. Biotechnol. Biochem. 誌に投稿していた論文 “Biomimetic cyclization of epoxide precursors of indole mono-, sesqui- and diterpene alkaloids by Lewis acids” がアクセプトされました.投稿するまでは非常に難産でしたが,投稿後は minor revise 一回で比較的すんなりアクセプトまで行きました.これで,12 月の学位論文提出,年が明けてからの学位審査へ進むことができるようになりました.これからも結構大変ですが,一つの山は越えたということでヤレヤレという感じです.

茨城大学は水戸キャンパスの新入生の授業も先週で終了して,今週から夏休みモードに入りました.しかし,明日は大学院入試なので,受験予定の四年生はまだ気が抜けません.

2011年8月1日月曜日

研究室セミナー

本日は夏休み前最後の研究室セミナーでした.他の場所が空いていなかったため,珍しく 103 講義室での開催でした.論文紹介の担当は四年生の小島さんで,紹介した論文は Fumihiro Ito, Koichi Shudo and Kentaro Yamaguchi, Total synthesis of (±)-hyrtiazepine. Tetrahedron, 67(10), 1805-1811 (2011) でした.カイメン由来アルカロイドの全合成についての論文です.

研究室セミナーは 8 月いっぱいは夏休みで,9 月からは実験の進捗状況の報告のみ再開予定です.論文紹介については 10 月から再開予定です.今日は阿見キャンパスの 2, 3 年生(と単位を落としている 4 年生)たちの受けている授業の期末試験の最終日でもありました.解放された学生さんたちも多いと思いますが,大学院受験予定の四年生は 8/9 の大学院入試まではまだ気が休まらないでしょう.大学院入試が終われば,やっと本格的な夏休みという感じです.