2009年9月29日火曜日

HPLC 制御パソコンの問題やっと解決

先週から日本分光の HPLC 制御用パソコンで困っていて,Windows 95 とソフトの再インストールは何とか完了したものの HPLC との接続がうまくいかないという状態でした.

昨日,ジャスコエンジニアリングのサポートの方と電話でやり取りして,いろいろ設定方法などを聞きました.可能性としてはボードのアドレスと IRQ の設定が違っているぐらいしかないということでした.しかし,これらは拡張ボード上のディップスイッチで設定されているので,パソコンの筐体を開けて,ボードを取り出してみないと分からないということなので,昨日は諦めて帰りました.

今日になって,面倒だなと思いながらも OptiPlex GXi の筐体を開け,拡張ボードを取り出して,ディップスイッチを確認しました.予想通り,設定されている値(アドレス: 280H,IRQ: 3)がデフォルト値(300H, 5)と違っていました.ソフト上の設定値をディップスイッチの設定に合わせたところ,やっと HPLC との接続に成功しました.


取り出したボード.上が HPLC 制御用で,下がデータ取り込み用.

2009年9月26日土曜日

牛久大仏

今日は土曜日で研究室には私と学生さん三人が来ていたのですが,昼食をとりにサイゼリアに出かけました.帰りになぜか牛久大仏に行きたいと学生たちが言い出して,半ば強引に牛久大仏に行くことになりました.

2009年9月25日金曜日

昨日の Windows 95 問題のつづき

昨日,Windows 95 を再インストールした日本分光の HPLC の制御用コンピューターは,一応使えるようにはなったのですが,いろいろトラブルが発生してしまいました.

昨日は,Borwin という HPLC 用のソフトウェアを再インストールして設定するのが面倒だったので,とりあえず Windows 95 だけを上書きインストールしてみました.これで起動は何とかできるようになりましたが,ディスプレイドライバがインストールされずに画面は VGA サイズでしか使えず,CD-ROM ドライブも認識せず,さらに,レジストリエラーというのを頻発してしまうという明らかに駄目駄目な状態でした.この状態でも Borwin は使えていたので,このまま使おうとも思ったのですが,やはり今後のことを考えて,ハードディスクをフォーマット後に再インストールすることにしました.

FDISK とか FORMAT とかもう記憶の彼方に忘れ去っていた DOS コマンドを使って何とかフォーマットして,Windows 95 を新規インストールしたところ,OS 自体は何の問題もなく動くようになりました.

さらに,Borwin をインストールディスク(フロッピーなので,これが壊れていないか非常に不安でした)からインストールしてみましたが,案の定,うまく HPLC を認識してくれません.インストール後に何らかの設定が必要なのですが,これがマニュアルを見てもさっぱり分からないのです.

サポートセンターに問い合わせたところ,担当の方も出先だったので,すぐには分からないということで,来週また連絡をもらうことになりました.

2009年9月24日木曜日

Windows 95

私自身は個人ホームページを見ていただければ分かるように,生粋のマックユーザーで日常の事務仕事やインターネットには Windows をほとんど使っていません.しかし,研究室の機器の制御コンピューターとなるとそうはいかず,今現在動いて私が管理している機器の制御コンピューターはほとんど Windows です.しかも,そのバージョンが 3.1,95,98,2000,XP,Vista と NT と Me 以外は何でもあり状態です.2000 以降は「最近」の OS という感じなので,何とでもなるのですが,98 以前のものはトラブると結構困ります.

今日は日本分光の HPLC の制御・データ処理をしている Windows 95 のコンピューター(Dell の Optiplex GXi という機種)が動かなくなってしまい,大変困りました.

システム関係のファイルが壊れているようだったので,Windows 95 を再インストールしようとしたのですが,CD-ROM はあっても,インストール用の起動フロッピーがもうなくなっていて,これが簡単に作れず,苦労してしまいました.

Dell のサポートサイトは古い機種のサポート文書も非常に参照しやすくなっていて,結構助かるのですが,起動フロッピーの作成については,動いている Windows 95 を使った方法しか記載がありませんでした.当然,OptiPlex は起動できないので使えないし,もう一台ある Windows 95 の DynaBook(これも日本分光の紫外可視分光光度計についている)はフロッピードライブの調子が悪く,何度やっても起動フロッピーが作れませんでした.

半分あきらめかけていたところ,たまたま持っていた Windows 98 の起動フロッピーで起動して Windows 95 の CD-ROM を読み出してインストールできることが判明しました.ちょっとまだ問題はあるのですが,これで何とかなりそうなめどが立ちました.

2009年9月15日火曜日

液体窒素供給装置のメンテナンス

今日は年に一度の NMR 測定室の液体窒素供給装置の保守点検の日でした.関西から岩谷ガスのサービスエンジニアの方が来て部品の交換等をしてくれました.ここのところ,液体窒素の生産量が落ちていて,利用者の皆さんに不便をおかけしていたのですが,これで復活してくれると思います.

しかし,NMR 本体は分光器のファンが不調のようで爆音をあげています.そのうち修理が必要になるかもしれませんが,今年度中の更新予定もあるので,なんとか持ちこたえてくれることを願っています.

2009年9月4日金曜日

pH 電極

有機化学系の研究室ではそれほど pH を正確に測らなければいけない機会は多くないので,pH メーターを使う頻度は高くありません.ただし,有機合成でも酵素反応を使う場合もありますから,ときどき pH メーターを使います.

この「ときどき」しか使わないというのが良くないのかもしれませんが,使用頻度に比べて pH メーターの電極を学生さんが破損する頻度が高くなっています.pH 電極は先端が非常に薄いガラスでできているので,この部分を容器やスターラーにぶつけてしまうと,いとも簡単に破損してしまうのです.

今日も酵素反応をしている最中にスターラーが「暴れて」しまって,電極が壊れてしまいました.電極は数万円する高価なものなので,壊した学生さんも私たち教員もショックです.


GC-MS トラブル

GC-MS(日本電子の GCmate II)が使っていないときに勝手に真空を落としてしまうというトラブルに見舞われました.日本電子のサポートに問い合わせた結果,冷却水が不足しているかもしれないということで,言われた通り点検してみました.案の定,冷却水が少なくなっていたので,追加しました.ついでに,しばらく交換していなかったロータリーポンプのオイルも交換しました.

すぐに立ち上げ直して確認したいところだったのですが,明日は大学が電気設備の点検のため停電になる予定なので,立ち上げは明日の夕方以降まで待つことにしました.

これで問題が解決してくれれば良いのですが,もしターボポンプの故障だとすると,交換に百万円ぐらいかかるかもしれません.そうでないことを願っています.

2009年9月2日水曜日

研究室セミナー

大学の新学期は十月からなので,九月いっぱいはまだ夏休みなのですが,研究室のセミナーは昨日から再開しました.

九月中は外書購読はお休みにして,各自の研究報告だけを実施する予定です.