8/29 に生物制御化学第二研究室の実験台の中を通っている水道管の腐食による破損が発生し,研究室が水浸しになるという事故が発生しました.大学の施設管理にお願いして水道の元栓を閉めてもらったのですが,事故発生時に担当の人が席を外されていたため,元栓を締めるまでにしばらく時間がかかってしまいました.その間にも水はどんどんあふれてきて,二研だけでなく一研,戸嶋先生の教授室,私の部屋,測定室,廊下がかなりの水浸しになってしまいました.学生さんたちと総出で排水作業を行って,三時間ぐらいで何とか復旧することができましたが,かなり大変な作業でした.すぐに水道屋さんが来てくれて,応急処置として破損した水道管を閉じてくれたので,他の場所では水道も使えるようになりました.
大学の研究室が入っている建物も築 20 年以上が経過しているため,いろいろガタが来ているようです.水道管も一斉点検や交換などの保守をした方が良い時期だと思うのですが,なかなか予算が取れないようで,簡単にはいかないみたいです.しかし,このような事故が休日や夜間,あるいは上の階(我々の研究室は一階)で起こっていたら,もっと大変なことになっていたはずなので,今後もちょっと心配です.
今週の輪読では下記の論文を取り上げました.
597. Agarrwal, R., Bentur, J.S., and Nair, S. Gas chromatography mass spectrometry based metabolic profiling reveals biomarkers involved in rice-gall midge interactions. J. Integr. Plant Biol. in press.
598. Bosch, M. et al. Jasmonic acid and its precursor 12-oxophytodienoic acid control different aspects of constitutive and induced herbivore defenses in tomato. Plant Physiol. in press.
599. Zhang, H., Wu, Z., Wang, C., Li, Y., and Xu, J.-R. (2014). Germination and infectivity of microconidia in the rice blast fungus Magnaporthe oryzae. Nat. Commun. 5: 4518.
600. Hasegawa, M. et al. (2014). Analysis on blast fungus-responsive characters of a flavonoid phytoalexin sakuranetin; accumulation in infected rice leaves, antifungal activity and detoxification by fungus. Molecules 19: 11404–11418.