3/25~28 に京都女子大学で開催される日本農芸化学会 2011 年度大会に生物制御化学研究室からは 3 題の口頭発表を申し込んでいました.しかし,1/7 に届いていたはずの発表日時の連絡メールがなぜかうちの研究室の発表予定の学生さんたちのところには届きませんでした.化学生態学研究室の鈴木先生と学生さんのところにも届いていなかったようで,いろいろ聞いてみると,茨城大学のメールサーバーを使っている人のところには全く届いていないということがわかりました.
昨日,農芸化学会の担当者の方にお願いして,別なサーバーからメールを再送してもらったところ,やっと届きました.
これは,大学のメールサーバーが農芸化学会からのメールをスパム判定してしまってブロックしているからに違いないと思い,IT 基盤センターに問い合わせてみました.その結果,茨城大学のメールサーバーは DNS の整合性がとれていない(ホスト名から IP アドレスを参照したときと IP アドレスからホスト名を参照したときに不一致が起きている状態)サーバーから送信されたメールはすべてスパムとしてブロックするように設定されていて,1/7 に送信された農芸化学会からのメールはそれでブロックされていたということが判明しました.
こちらとしては,これ以上対処の使用がないので,農芸化学会にはこういう設定のメールサーバーを使っている大学もあるので,対応が可能ならば対処していただきたい旨を鈴木先生に伝えてもらいました.
DNS の整合性がとれていないメールサーバーというのはいわゆる踏み台にされてスパムの発信源になっている可能性が高いということだと思います.大学のセキュリティー対策としては正しいのだと思いますが,スパムでなくてこういう状態で送られてくるメールがこのケース以外にもあるのではないかとちょっと心配になりました.