昨日は関東地方は日中非常に寒く,阿見でも雪が降りました.このあたりでは今年はほとんど雪らしい雪が降っていませんでしたが,昨日はうっすらと積もる程度に降りました.しかし,午後には雨に変わったので,すぐに溶けてしまったようです.
夕方からは,この三月で定年退職される環境土壌・肥料学の久保田正亜先生の送別会が旧農業化学生態学大講座の教員中心で開かれました(河野先生,児玉先生も参加されました).久保田先生は茨城大学農学部の卒業生で,卒業後 43 年間(!)茨城大学にご勤務された大先輩です.学生時代も含めれば,ほぼ半世紀を茨城大学とともに歩んでこられたということです.私の学生時代の恩師でもあります.当時は助教授をされていたと思いますが,学生実験で私が水道の蛇口にゴム管(蛇口が太いのにゴム管が細かった)を付けるのに苦労していると,久保田先生がいとも簡単に付けてみせてくれて V サイン(たぶん二十年という意味)をしながら,「二十年のキャリアだから」というようなことを言われたのが,記憶に残っています.
2009年2月28日土曜日
2009年2月25日水曜日
ロータリーエバポレーター NHK 出演ならず
先日書きましたように,今朝のおはよう日本という NHK 総合テレビの番組で茨城大学農学部のバイオエタノールのプロジェクトが紹介されました.当研究室のロータリーエバポレーターも登場予定だったのですが,結局カットされてしまって出てこなかったとのことです(私自身は見てないのですが).どうもエタノール発酵に関する部分は専門性が高すぎるということでカットしたということのようです.
2009年2月22日日曜日
2009年2月21日土曜日
研究室のエバポレーターがNHKに出演予定
昨日,卒論発表会の最中に NHK が茨城大学農学部にバイオエタノールの話題で取材に来ました.NHK 総合テレビ 2/25(水)7:45-8:00 放送のおはよう日本「首都圏」という番組で「非食料由来のバイオ燃料」という話題での放送が予定されているようです.
茨城大学農学部では,非食用作物であるスイートソルガムを耕作放棄地で栽培し,食料との競合のないバイオエタノールを生産しようという研究プロジェクトに取り組んでいます(詳しくはこちらの 65 から 70 を参照).
当研究室は直接はこのプロジェクトに関わってはいないのですが,スイートソルガム搾汁液(糖を多量に含む)を酵母で発酵させた液からエタノールを蒸留して取り出すために,ロータリーエバポレーターを使ってもらっていました.このロータリーエバポレーターによるエタノール蒸留の様子が 2/25 に放送される予定(カットされるかもしれませんが)だそうです.何でも首都圏 3000 万人(ちょっと多すぎるような気もしますが)の人が見ている番組だそうで,茨城大学農学部としては宣伝効果はかなり期待できそうです.
茨城大学農学部では,非食用作物であるスイートソルガムを耕作放棄地で栽培し,食料との競合のないバイオエタノールを生産しようという研究プロジェクトに取り組んでいます(詳しくはこちらの 65 から 70 を参照).
当研究室は直接はこのプロジェクトに関わってはいないのですが,スイートソルガム搾汁液(糖を多量に含む)を酵母で発酵させた液からエタノールを蒸留して取り出すために,ロータリーエバポレーターを使ってもらっていました.このロータリーエバポレーターによるエタノール蒸留の様子が 2/25 に放送される予定(カットされるかもしれませんが)だそうです.何でも首都圏 3000 万人(ちょっと多すぎるような気もしますが)の人が見ている番組だそうで,茨城大学農学部としては宣伝効果はかなり期待できそうです.
NHK 出演予定のロータリーエバポレーター(東京理化製)
2009年2月20日金曜日
卒業論文発表会2日め
今日は卒業論文発表会の2日めでした.当研究室からは青木さん「付傷エリンギで増加する抗菌物質に関する研究」,池田さん「付傷マッシュルームで増加する抗菌物質に関する研究」,古池君「イネフィトアレキシンの抗いもち病菌活性に関する研究」の三人の発表がありました.この三人は年度の途中で指導教員が変更になったので,いろいろと大変でしたが,何とか発表までにこぎ着けました.
本人の希望により一部画像処理しています
発表終了後には,農業化学生態学の卒論発表打ち上げがありました.恒例のみんなで選ぶ優秀卒論発表賞の表彰があり,下村君が一人だけ発表日が違うという不利な条件の中で第二位を獲得しました.
優秀卒論発表第二位の賞品のワインをもらってうれしそうな下村君
2009年2月19日木曜日
卒業論文発表会1日め
今日は資源生物科学科卒業論文発表会の一日めでした.当研究室の下村君が本日最後に「花芽誘導活性を有する脂肪酸誘導体の合成研究」というタイトルで発表を行いました.最後に会場を和ませるスライドが盛り込まれていて,なかなか良かったのではないかと思います.明日は,青木さん,池田さん,古池君の三名が発表予定です.
最後のスライド
2009年2月17日火曜日
2009年2月16日月曜日
2009年2月12日木曜日
2009年2月10日火曜日
2009年2月6日金曜日
Chromato-PRO
当研究室では必要不可欠な研究機器の一つに HPLC があります.この HPLC のデータ解析にはクロマトグラムの書き出しとピークの面積計算をしてくれるインテグレーターというものが使われます.インテグレーターは単独で動くものとパソコン上のソフトウェアがありますが,我々のところでは,前者では システムインスツルメンツのクロマトコーダー 11,クロマトコーダー21,日立の D-2500,後者では日本分光の Borwin というソフトなどを使っています.ところが,もう 20 年以上も使っていると思われるクロマトコーダー 11 の紙抑えがおかしくなってしまい,うまく紙を送れなくなってしまいました.
そこで,ラボラボカンパニーというところが販売している Chromato-PRO というソフトウェアのインテグレーターを導入しました.このタイプのソフトで ¥288,000 というのはかなり安く(価格破壊と言っていいでしょう),解析を別のパソコンでやるためのコピーはフリーというライセンス形態もかなりお買い得です.
この手の研究機器に関連したソフトウェアの中にはユーザーフレンドリーという言葉とはほど遠いものも多いのですが,このソフトは使い勝手もなかなか良いと思います.クロマトグラムも含めて処理結果をエクセルへ書き出す機能は秀逸で,論文やスライドの図の作成がとても簡単になりそうです.
そこで,ラボラボカンパニーというところが販売している Chromato-PRO というソフトウェアのインテグレーターを導入しました.このタイプのソフトで ¥288,000 というのはかなり安く(価格破壊と言っていいでしょう),解析を別のパソコンでやるためのコピーはフリーというライセンス形態もかなりお買い得です.
この手の研究機器に関連したソフトウェアの中にはユーザーフレンドリーという言葉とはほど遠いものも多いのですが,このソフトは使い勝手もなかなか良いと思います.クロマトグラムも含めて処理結果をエクセルへ書き出す機能は秀逸で,論文やスライドの図の作成がとても簡単になりそうです.
2009年2月5日木曜日
茨城大学農学部の志願倍率が今年はまずまず
今年の学部入試(一般選抜前期,後期)の出願が締め切られましたが,前期試験の農学部の志願倍率は 3.9 倍でした(茨城大学一般選抜志願者情報).ここ数年茨城大学農学部は前期試験の志願倍率が低空飛行でした(昨年は 2.3 倍)が,久しぶりにまずまず高い志願倍率となりました(受験生の皆さんにとっては大変ですが).私は農学部広報委員として高校生向けの広報活動に従事しているので,志願倍率の増加は非常に喜ばしい限りです.広報活動の効果で倍率が上がったと胸を張って言えればいいのですが,実際のところは近年の低倍率によるセンター試験ボーダーラインの低下や,急激な不景気による国公立志向,浪人回避,地元志向などの影響があってこういう結果になっているのだと思われます.
ただし,今年が高倍率だったとすると来年は敬遠されて低倍率になる危険性もあるので,単純に良かった良かったと喜んでばかりもいられないと思います.
ただし,今年が高倍率だったとすると来年は敬遠されて低倍率になる危険性もあるので,単純に良かった良かったと喜んでばかりもいられないと思います.
2009年2月4日水曜日
2009年2月3日火曜日
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