3/27から今日まで東京大学で日本農芸化学会2010年度大会が開催されました.一般講演は駒場キャンパスで3/28から今日の午前中まで行われました.この学会は演題数はいつも二千以上になる非常に大きな学会です.
今年は生物制御化学研究室からは 2 演題の発表をしました.3/29に修士課程一年生の下村君が「シクロプロパン環導入型 KODA 類縁体の立体異性体選択的合成法に関する研究」というタイトルで,今日の午前中に四年生の今井君が「イネフィトアレキシンモミラクトン A のイネいもち病菌による代謝」というタイトルで発表しました.
二人とも今回が初めての学会発表でしたが,まずまず上出来の部類だったと思います.
私自身は今回の学会では一般講演の座長をしたのですが,過去何回かの座長経験では初めて座長からの苦し紛れの質問の必要がなく,担当の演題では議論が活発に行われました.単なる司会進行役ですんでしまったので,座長としては非常に楽で助かりました.
2010年3月30日火曜日
2010年3月25日木曜日
卒業式&謝恩会
昨日は水戸の茨城県武道館で茨城大学の卒業式が挙行されました.生物制御化学研究室の学部四年生 6 人も無事卒業ということになりました.
夜 6 時過ぎからはつくばのホテルグランド東雲で資源生物科学科の謝恩会が開催されました.戸嶋先生は今年度は学科長なので教員を代表してお祝いの挨拶と乾杯の発声をお願いされていました.たぶん,表向きの学科長の仕事はこれで終了です.
研究室では,そのほかに社会人大学院生の湯本さんが 3 月末で満期退学することになりました.退学はしますが,9 月での学位取得(論文提出は 6 月初め)を目標に論文作成のラストスパートに入っています.
研究室では 3/28 から始まる日本農芸化学会に向けて,下村君と今井君が発表準備を頑張っているところです.
夜 6 時過ぎからはつくばのホテルグランド東雲で資源生物科学科の謝恩会が開催されました.戸嶋先生は今年度は学科長なので教員を代表してお祝いの挨拶と乾杯の発声をお願いされていました.たぶん,表向きの学科長の仕事はこれで終了です.
研究室では,そのほかに社会人大学院生の湯本さんが 3 月末で満期退学することになりました.退学はしますが,9 月での学位取得(論文提出は 6 月初め)を目標に論文作成のラストスパートに入っています.
研究室では 3/28 から始まる日本農芸化学会に向けて,下村君と今井君が発表準備を頑張っているところです.
2010年3月17日水曜日
追いコン&新歓
今日は生物制御化学研究室の追コンと新歓を兼ねた飲み会が開催されました.場所は大学の近くの「くいしん坊 炎」という居酒屋(ちょっと前までは「まちや」で,もっと前は「つぼ八」だったところ)でした.
今年は四年生6人のうち5人が就職で研究室を離れることになり,大学院へは1人進学します.世間的には不況で就職がなかなか決まらないという問題があったようですが,幸い今年の四年生たちは全員進路がきちんと決まりました.卒業式は来週の3/24の予定です.
また,4月からの新四年生は戸嶋先生に2人,長谷川に1人が配属されました.出る人の方が多いので,来年は研究室の人数は減ってしまいますが,少数精鋭で頑張ってもらえることを期待しています.
今年は四年生6人のうち5人が就職で研究室を離れることになり,大学院へは1人進学します.世間的には不況で就職がなかなか決まらないという問題があったようですが,幸い今年の四年生たちは全員進路がきちんと決まりました.卒業式は来週の3/24の予定です.
また,4月からの新四年生は戸嶋先生に2人,長谷川に1人が配属されました.出る人の方が多いので,来年は研究室の人数は減ってしまいますが,少数精鋭で頑張ってもらえることを期待しています.
2010年3月2日火曜日
LC-MS/MS 搬入・設置
今日は,新しい LC-MS/MS の納入がありました.新装置は AB SCIEX 社の 3200 QTRAP というシステムです.茨城大学農学部では API300 という AB SCIEX の前身の会社の LC-MS/MS を使っていたのですが,数年前から停止していました.今回,NMR と一緒に新しい装置に更新することができて非常にありがたいです.
このタイプの四重極型の MS/MS は低分子量化合物の定量分析を行うには非常に使いやすい機械で,GC-MS や HPLC で分析するには,かなり面倒な予備精製や誘導体化を必要とするような化合物をハイスループットで分析できます.生物制御化学研究室では,イネのフィトアレキシンの分析やジャスモン酸類の分析などにとても便利に使えると期待しています.
このタイプの四重極型の MS/MS は低分子量化合物の定量分析を行うには非常に使いやすい機械で,GC-MS や HPLC で分析するには,かなり面倒な予備精製や誘導体化を必要とするような化合物をハイスループットで分析できます.生物制御化学研究室では,イネのフィトアレキシンの分析やジャスモン酸類の分析などにとても便利に使えると期待しています.
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