世間的には来週の月曜日が仕事納めですが,茨城大学では28日は計画年休日になっているので,今日が仕事納めです.研究室の学生さんも一部残っている仕事や植物の世話などがある人はいますが,冬休みで実家に帰省し始めました.
研究室は昨日で大掃除も一段落したのですが,私の教員室の掃除は今日始めたばかりで,まだ終わっていませんが,あとは不要な雑誌や書類の処分をすれば,大体終了でしょう.
2009年12月23日水曜日
中間発表会,忘年会,大掃除
今日は天皇誕生日でお休みですが,月曜日は研究室の中間発表会と忘年会,火曜日は大掃除が行われました.
中間発表会は,「中間」とは言いっても,時期的には,これから論文をまとめていくためのラストスパートの確認のための発表です.セミナーの時間に毎週の研究報告は行っていますが,レジュメを作ってまとまって自分の研究について発表するのは年度始めの年間計画発表会以来です.四年生にとっては2回目の経験だったわけですが,皆さん「それなりに」進歩の跡が見えました.
忘年会は例年は外の飲食店で開催していることが多いのですが,今年はささやかに戸嶋先生の部屋でカスミのお惣菜を肴に開催されました.つぶれる人もなく,比較的おだやかに終了しました.
大掃除は特に一研(私の所属学生さんの使っている実験室)は本格的にやるのは久しぶりだったので,かなり大変で,まだ終わっていません.続きは明日の予定です.
中間発表会は,「中間」とは言いっても,時期的には,これから論文をまとめていくためのラストスパートの確認のための発表です.セミナーの時間に毎週の研究報告は行っていますが,レジュメを作ってまとまって自分の研究について発表するのは年度始めの年間計画発表会以来です.四年生にとっては2回目の経験だったわけですが,皆さん「それなりに」進歩の跡が見えました.
忘年会は例年は外の飲食店で開催していることが多いのですが,今年はささやかに戸嶋先生の部屋でカスミのお惣菜を肴に開催されました.つぶれる人もなく,比較的おだやかに終了しました.
大掃除は特に一研(私の所属学生さんの使っている実験室)は本格的にやるのは久しぶりだったので,かなり大変で,まだ終わっていません.続きは明日の予定です.
2009年12月18日金曜日
Twitter 始めました
生物制御化学研究室の Twitter を始めました.ブログだけだとなかなか更新頻度を上げられないので,Twitter で気軽に情報発信できれば良いかなとも思い,始めてみることにしました.
2009年12月14日月曜日
研究室セミナー
今日の文献紹介は四年生の佐々木君の担当で紹介した論文は Jullada Laothawornkitkul, Nigel D. Paul, Claudia E. Vickers, Malcolm Possell, Jane E. Taylor, Philip M. Mullineaux, and C. Nicholas Hewitt, Isoprene emissions influence herbivore feeding decisions. Plant Cell Environ. 31(10), 1410-1415 (2008) でした.
年内の研究室セミナーは今日で終了で来週は博士論文・修士論文・卒業論文の中間発表会を行う予定です.
年内の研究室セミナーは今日で終了で来週は博士論文・修士論文・卒業論文の中間発表会を行う予定です.
2009年12月7日月曜日
2009年12月3日木曜日
2009年12月1日火曜日
日本農芸化学会 2010 年度大会へ発表申し込み
今日は来年 3 月 27 日~30 日に東京大学で開催される日本農芸化学会 2010 年度大会の一般講演申し込みの締め切り日でした.生物制御化学研究室からは修士課程の下村君と四年生の今井君の二人が発表申し込みをしました.今日の正午が Web での申し込み期限だったのですが,今井君は 10 時過ぎ,下村君は締め切り数分前というような結構ギリギリのタイミングになってしまい,かなり焦りました.
ギリギリでも何でも申し込みは終了したので,あとは良い結果を発表できるように発表までの四ヶ月をぜひ頑張って欲しいところです.
ギリギリでも何でも申し込みは終了したので,あとは良い結果を発表できるように発表までの四ヶ月をぜひ頑張って欲しいところです.
GC-MS 復調
一ヶ月ちょっと前に GC-MS(日本電子の GCmate II)のソフトウェアがおかしくなってしまい,エンジニアの人に再インストールと設定をしてもらったのですが,それ以来ずっと調子が悪い状態が続いていました.真空度が日に日に悪くなっていて,先週は学生実験で使ったのですが,通常の設定では感度が十分に出ずに検出器の電圧をかなり上げてやっと使えるというような状態でした.
何とか学生実験を乗り切ったので,昨日また日本電子のエンジニアの人に機械を見てもらいました.CI ガスのバルブから漏れが発生していて真空度が悪くなっていたということです.原因を取り除いてもらったので,今日は真空度も十分に高く,調子も元に戻りました.
何とか学生実験を乗り切ったので,昨日また日本電子のエンジニアの人に機械を見てもらいました.CI ガスのバルブから漏れが発生していて真空度が悪くなっていたということです.原因を取り除いてもらったので,今日は真空度も十分に高く,調子も元に戻りました.
2009年11月30日月曜日
研究室セミナー
今日の文献紹介は四年生の中山さんの担当で紹介した論文は Phipps, R.J., and Gaunt, M.J., A meta-selective copper-catalyzed C–H bond arylation. Science 323(5921), 1593-1597 (2009) でした.
2009年11月27日金曜日
化学生態学実験 III 終了
本日で化学生態学実験 III が終了しました.今回は受講生も 33 名と今までで一番多く,GC-MS の調子が悪かったり,いもち病菌胞子の出来も悪かったりで,なかなか大変でしたが,研究室の学生さんたちにいろいろ協力してもらって何とか終わりました.
湯本賢一さんの論文が Heterocycles に受理
昨日,博士課程学生の湯本賢一さんの Heterocycles への投稿論文が受理されたとの連絡が届きました.
湯本さんは,社会人入学の大学院生で土日と平日の夜だけしか実験できないという状況だったので,なかなか研究が進まず苦労しましたが,何とか論文の発表までこぎ着けました.しかし,これから学位論文をまとめるのが,また相当大変だと思います.もうひと頑張りが必要です.
湯本さんは,社会人入学の大学院生で土日と平日の夜だけしか実験できないという状況だったので,なかなか研究が進まず苦労しましたが,何とか論文の発表までこぎ着けました.しかし,これから学位論文をまとめるのが,また相当大変だと思います.もうひと頑張りが必要です.
2009年11月23日月曜日
2009年11月16日月曜日
化学生態学実験 III 2 日目
今日から本格的に実験スタートです.説明を先週のうちにしておいたので,早めに予定のところまで実験を進めることができました.
イネに群がる学生さんたち
フィトアレキシンを作らせるためにイネ葉に紫外線照射
2009年11月13日金曜日
化学生態学実験 III スタート
本日から私が担当している三年生向けの学生実験「化学生態学実験 III」がスタートしました.今年の三年生は特別カリキュラムというこの実験が必修になっているカリキュラムを選択している学生が少ないので,あまり受講生が多くないかもしれないと思っていたのですが,今日は 31 名が出席しました.昨年を上回る人数で,たぶん化学生態学実験 III が始まってから一番多い人数ではないかと思われます.
今年は金曜日スタートで,今日からは実験を始めにくかったので,初日は講義だけで終了しました.
今年は金曜日スタートで,今日からは実験を始めにくかったので,初日は講義だけで終了しました.
2009年11月11日水曜日
研究室飲み会&湯本佳織誕生日
昨日は,化学生態学実験 I の打ち上げと四年生の湯本佳織の誕生会という名目で飲み会が開催されました.いつも飲み会を盛り上げる湯本賢一さんは投稿論文の査読が返ってきたので,その対応のため参加できずに残念でした.
研究室セミナー
昨日の文献紹介は四年生の谷本君の担当で紹介した論文は Atsushi Okada, Kazunori Okada, Koji Miyamoto, Jinichiro Koga, Naoto Shibuya, Hideaki Nojiri, and Hisakazu Yamane, OsTGAP1, a bZIP transcription factor, coordinately regulates the inductive production of diterpenoid phytoalexins in rice. J. Biol. Chem. 284(39), 26510-26518 (2009) でした.
2009年11月6日金曜日
化学生態学実験 I 終了
資源生物科学科二年次生向けの戸嶋先生担当の学生実験「化学生態学実験 I」が本日で一通り終了しました.来週金曜日(11/13)からは長谷川担当の三年次生向けの学生実験「化学生態学実験 III」がスタートします.
2009年11月4日水曜日
赤塚尹巳先生が瑞宝中綬章をご受章
昨日,秋の生存者叙勲受章者が発表されましたが,生物制御化学研究室(名前は変わりましたが)の先々代の教授を務められた赤塚尹巳先生(茨城大学名誉教授,現在は愛国学園大学学長)が瑞宝中綬章をご受章されました.
赤塚先生は農業資材化学研究室,天然物化学・農薬学研究室の教授として研究室運営・後進の指導にあたられながら,茨城大学農学部長として学部運営の面でも非常に大きな功績を残された方です.現在の農学部キャンパスがあるのは,赤塚先生の並々ならぬご尽力の賜物であると言っても過言ではありません.
赤塚先生は私にとっても恩師であります.私が卒論,修論の学生であった頃は赤塚先生は学部長として大変お忙しい時期で,直接的な研究指導は児玉先生にお任せになっていましたが,研究室の中間発表会や修士論文の予備審査などでは厳しいご意見をいただいたことを覚えております.また,修士課程終了後,東大の博士課程進学へのアドバイスをいただき,東大の室伏先生へご紹介いただいたのも赤塚先生でした.
赤塚先生は農業資材化学研究室,天然物化学・農薬学研究室の教授として研究室運営・後進の指導にあたられながら,茨城大学農学部長として学部運営の面でも非常に大きな功績を残された方です.現在の農学部キャンパスがあるのは,赤塚先生の並々ならぬご尽力の賜物であると言っても過言ではありません.
赤塚先生は私にとっても恩師であります.私が卒論,修論の学生であった頃は赤塚先生は学部長として大変お忙しい時期で,直接的な研究指導は児玉先生にお任せになっていましたが,研究室の中間発表会や修士論文の予備審査などでは厳しいご意見をいただいたことを覚えております.また,修士課程終了後,東大の博士課程進学へのアドバイスをいただき,東大の室伏先生へご紹介いただいたのも赤塚先生でした.
2009年10月26日月曜日
研究室セミナー & 化学生態学実験 I
今日の文献紹介は,修士課程の下村君の担当で,紹介した論文は Spencer B. Jones, Bryon Simmons and David W. C. MacMillan, Nine-step enantioselective total synthesis of (+)-minfiensine. J. Am. Chem. Soc. 131(38), 13606-13607 (2009) でした.
先週から戸嶋先生担当の学部二年生向けの学生実験「化学生態学実験 I」が始まりました.
先週から戸嶋先生担当の学部二年生向けの学生実験「化学生態学実験 I」が始まりました.
2009年10月23日金曜日
GC-MS トラブル
このブログの定番ネタになってしまった機器のトラブルがまた発生しました.
昨日,日本電子の GCmate II を学生さんが使っていたら,ソフトウェアがフリーズしてしまい,やむなくタスクマネージャーで強制終了後に再立ち上げしました.しかし,再立ち上げしてもエラーが出てしまって GC-MS が使えなくなってしまいました.
日本電子のコールセンターと電話でやり取りした結果,ソフトウェアが壊れた可能性が高いということになり,再インストールはサービスの方にお願いした方が良いということなので,修理依頼をしました.同時に DI プローブの温度が上がらないという問題も修理をお願いしました.
今日,早速日本電子のサービスの方が来てくれて対応してもらいました.ソフトウェアの再インストールはできて,ソフトは立ち上がるようになったのですが,今度はピーク形状が悪く,分解能が上がらないという問題が発生してしまいました.また,DI プローブの温度が上がらない問題もプローブとフランジだけの問題ではなく,本体の基板の問題かもしれないということです.
結局,来週また修理に来ていただくということになりました.かなり修理代がかさみそうなので,ちょっと痛いです.
昨日,日本電子の GCmate II を学生さんが使っていたら,ソフトウェアがフリーズしてしまい,やむなくタスクマネージャーで強制終了後に再立ち上げしました.しかし,再立ち上げしてもエラーが出てしまって GC-MS が使えなくなってしまいました.
日本電子のコールセンターと電話でやり取りした結果,ソフトウェアが壊れた可能性が高いということになり,再インストールはサービスの方にお願いした方が良いということなので,修理依頼をしました.同時に DI プローブの温度が上がらないという問題も修理をお願いしました.
今日,早速日本電子のサービスの方が来てくれて対応してもらいました.ソフトウェアの再インストールはできて,ソフトは立ち上がるようになったのですが,今度はピーク形状が悪く,分解能が上がらないという問題が発生してしまいました.また,DI プローブの温度が上がらない問題もプローブとフランジだけの問題ではなく,本体の基板の問題かもしれないということです.
結局,来週また修理に来ていただくということになりました.かなり修理代がかさみそうなので,ちょっと痛いです.
ページデザインをまた変更
一週間前に変えたばかりなのですが,ちょっと気に入らない点(ブラウザによってレイアウトがちょっとおかしい)があったので,またデザインを変更しました.印象を変えて暗いバックに白文字にしてみました.
2009年10月19日月曜日
研究室セミナー
研究室のセミナーはいつもは火曜日の午後に行っているのですが,学生さんの授業の関係で 10 月からは月曜日午前中(これもとりあえずで変更の可能性有り)に行うことになりました.
今日の文献紹介は,博士課程の井坂君の担当で,紹介した論文は Ueda, H., Satoh, H., Matsumoto, K., Sugimoto, K., Fukuyama, T., and Tokuyama, H., Total synthesis of (+)-haplophytine. Angew. Chem. Int. Ed. 48(41), 7600-7603 (2009) でした.
今日の文献紹介は,博士課程の井坂君の担当で,紹介した論文は Ueda, H., Satoh, H., Matsumoto, K., Sugimoto, K., Fukuyama, T., and Tokuyama, H., Total synthesis of (+)-haplophytine. Angew. Chem. Int. Ed. 48(41), 7600-7603 (2009) でした.
2009年10月17日土曜日
2009年10月16日金曜日
2009年10月11日日曜日
2009年10月8日木曜日
2009年10月6日火曜日
「天然物化学」授業スタート
今日から長谷川担当の学部の授業「天然物化学」がスタートしました.今年は受講生が30人で例年より大分多くなりました.
授業の始めに,MacBook Air の RGB 変換コネクタが見つからなかったため,プロジェクタへの接続ができず,ちょっとあせりました.慌てて研究室に戻ったら,すぐに見つかったのでことなきを得ました.
授業の始めに,MacBook Air の RGB 変換コネクタが見つからなかったため,プロジェクタへの接続ができず,ちょっとあせりました.慌てて研究室に戻ったら,すぐに見つかったのでことなきを得ました.
2009年10月2日金曜日
2009年10月1日木曜日
新学期 & 鈴木先生赴任
長い大学の夏休みが終了して,今日から茨城大学の新学期が始まりました.研究室は夏休み中も関係なく営業中でしたが,今日からは学部の二年生,三年生もキャンパスに戻って来て,授業が開始されました.
また,本日付けで化学生態学研究室の教授として鈴木義人先生が赴任されました.鈴木先生は東大の生物制御化学研究室(旧農薬学研究室)ご出身で,私が東大時代にもお世話になった方です.
また,本日付けで化学生態学研究室の教授として鈴木義人先生が赴任されました.鈴木先生は東大の生物制御化学研究室(旧農薬学研究室)ご出身で,私が東大時代にもお世話になった方です.
2009年9月29日火曜日
HPLC 制御パソコンの問題やっと解決
先週から日本分光の HPLC 制御用パソコンで困っていて,Windows 95 とソフトの再インストールは何とか完了したものの HPLC との接続がうまくいかないという状態でした.
今日になって,面倒だなと思いながらも OptiPlex GXi の筐体を開け,拡張ボードを取り出して,ディップスイッチを確認しました.予想通り,設定されている値(アドレス: 280H,IRQ: 3)がデフォルト値(300H, 5)と違っていました.ソフト上の設定値をディップスイッチの設定に合わせたところ,やっと HPLC との接続に成功しました.
取り出したボード.上が HPLC 制御用で,下がデータ取り込み用.
2009年9月26日土曜日
2009年9月25日金曜日
昨日の Windows 95 問題のつづき
昨日,Windows 95 を再インストールした日本分光の HPLC の制御用コンピューターは,一応使えるようにはなったのですが,いろいろトラブルが発生してしまいました.
昨日は,Borwin という HPLC 用のソフトウェアを再インストールして設定するのが面倒だったので,とりあえず Windows 95 だけを上書きインストールしてみました.これで起動は何とかできるようになりましたが,ディスプレイドライバがインストールされずに画面は VGA サイズでしか使えず,CD-ROM ドライブも認識せず,さらに,レジストリエラーというのを頻発してしまうという明らかに駄目駄目な状態でした.この状態でも Borwin は使えていたので,このまま使おうとも思ったのですが,やはり今後のことを考えて,ハードディスクをフォーマット後に再インストールすることにしました.
FDISK とか FORMAT とかもう記憶の彼方に忘れ去っていた DOS コマンドを使って何とかフォーマットして,Windows 95 を新規インストールしたところ,OS 自体は何の問題もなく動くようになりました.
さらに,Borwin をインストールディスク(フロッピーなので,これが壊れていないか非常に不安でした)からインストールしてみましたが,案の定,うまく HPLC を認識してくれません.インストール後に何らかの設定が必要なのですが,これがマニュアルを見てもさっぱり分からないのです.
サポートセンターに問い合わせたところ,担当の方も出先だったので,すぐには分からないということで,来週また連絡をもらうことになりました.
昨日は,Borwin という HPLC 用のソフトウェアを再インストールして設定するのが面倒だったので,とりあえず Windows 95 だけを上書きインストールしてみました.これで起動は何とかできるようになりましたが,ディスプレイドライバがインストールされずに画面は VGA サイズでしか使えず,CD-ROM ドライブも認識せず,さらに,レジストリエラーというのを頻発してしまうという明らかに駄目駄目な状態でした.この状態でも Borwin は使えていたので,このまま使おうとも思ったのですが,やはり今後のことを考えて,ハードディスクをフォーマット後に再インストールすることにしました.
FDISK とか FORMAT とかもう記憶の彼方に忘れ去っていた DOS コマンドを使って何とかフォーマットして,Windows 95 を新規インストールしたところ,OS 自体は何の問題もなく動くようになりました.
さらに,Borwin をインストールディスク(フロッピーなので,これが壊れていないか非常に不安でした)からインストールしてみましたが,案の定,うまく HPLC を認識してくれません.インストール後に何らかの設定が必要なのですが,これがマニュアルを見てもさっぱり分からないのです.
サポートセンターに問い合わせたところ,担当の方も出先だったので,すぐには分からないということで,来週また連絡をもらうことになりました.
2009年9月24日木曜日
Windows 95
私自身は個人ホームページを見ていただければ分かるように,生粋のマックユーザーで日常の事務仕事やインターネットには Windows をほとんど使っていません.しかし,研究室の機器の制御コンピューターとなるとそうはいかず,今現在動いて私が管理している機器の制御コンピューターはほとんど Windows です.しかも,そのバージョンが 3.1,95,98,2000,XP,Vista と NT と Me 以外は何でもあり状態です.2000 以降は「最近」の OS という感じなので,何とでもなるのですが,98 以前のものはトラブると結構困ります.
今日は日本分光の HPLC の制御・データ処理をしている Windows 95 のコンピューター(Dell の Optiplex GXi という機種)が動かなくなってしまい,大変困りました.
システム関係のファイルが壊れているようだったので,Windows 95 を再インストールしようとしたのですが,CD-ROM はあっても,インストール用の起動フロッピーがもうなくなっていて,これが簡単に作れず,苦労してしまいました.
Dell のサポートサイトは古い機種のサポート文書も非常に参照しやすくなっていて,結構助かるのですが,起動フロッピーの作成については,動いている Windows 95 を使った方法しか記載がありませんでした.当然,OptiPlex は起動できないので使えないし,もう一台ある Windows 95 の DynaBook(これも日本分光の紫外可視分光光度計についている)はフロッピードライブの調子が悪く,何度やっても起動フロッピーが作れませんでした.
半分あきらめかけていたところ,たまたま持っていた Windows 98 の起動フロッピーで起動して Windows 95 の CD-ROM を読み出してインストールできることが判明しました.ちょっとまだ問題はあるのですが,これで何とかなりそうなめどが立ちました.
今日は日本分光の HPLC の制御・データ処理をしている Windows 95 のコンピューター(Dell の Optiplex GXi という機種)が動かなくなってしまい,大変困りました.
システム関係のファイルが壊れているようだったので,Windows 95 を再インストールしようとしたのですが,CD-ROM はあっても,インストール用の起動フロッピーがもうなくなっていて,これが簡単に作れず,苦労してしまいました.
Dell のサポートサイトは古い機種のサポート文書も非常に参照しやすくなっていて,結構助かるのですが,起動フロッピーの作成については,動いている Windows 95 を使った方法しか記載がありませんでした.当然,OptiPlex は起動できないので使えないし,もう一台ある Windows 95 の DynaBook(これも日本分光の紫外可視分光光度計についている)はフロッピードライブの調子が悪く,何度やっても起動フロッピーが作れませんでした.
半分あきらめかけていたところ,たまたま持っていた Windows 98 の起動フロッピーで起動して Windows 95 の CD-ROM を読み出してインストールできることが判明しました.ちょっとまだ問題はあるのですが,これで何とかなりそうなめどが立ちました.
2009年9月15日火曜日
液体窒素供給装置のメンテナンス
今日は年に一度の NMR 測定室の液体窒素供給装置の保守点検の日でした.関西から岩谷ガスのサービスエンジニアの方が来て部品の交換等をしてくれました.ここのところ,液体窒素の生産量が落ちていて,利用者の皆さんに不便をおかけしていたのですが,これで復活してくれると思います.
しかし,NMR 本体は分光器のファンが不調のようで爆音をあげています.そのうち修理が必要になるかもしれませんが,今年度中の更新予定もあるので,なんとか持ちこたえてくれることを願っています.
しかし,NMR 本体は分光器のファンが不調のようで爆音をあげています.そのうち修理が必要になるかもしれませんが,今年度中の更新予定もあるので,なんとか持ちこたえてくれることを願っています.
2009年9月4日金曜日
pH 電極
有機化学系の研究室ではそれほど pH を正確に測らなければいけない機会は多くないので,pH メーターを使う頻度は高くありません.ただし,有機合成でも酵素反応を使う場合もありますから,ときどき pH メーターを使います.
この「ときどき」しか使わないというのが良くないのかもしれませんが,使用頻度に比べて pH メーターの電極を学生さんが破損する頻度が高くなっています.pH 電極は先端が非常に薄いガラスでできているので,この部分を容器やスターラーにぶつけてしまうと,いとも簡単に破損してしまうのです.
今日も酵素反応をしている最中にスターラーが「暴れて」しまって,電極が壊れてしまいました.電極は数万円する高価なものなので,壊した学生さんも私たち教員もショックです.
GC-MS トラブル
GC-MS(日本電子の GCmate II)が使っていないときに勝手に真空を落としてしまうというトラブルに見舞われました.日本電子のサポートに問い合わせた結果,冷却水が不足しているかもしれないということで,言われた通り点検してみました.案の定,冷却水が少なくなっていたので,追加しました.ついでに,しばらく交換していなかったロータリーポンプのオイルも交換しました.
すぐに立ち上げ直して確認したいところだったのですが,明日は大学が電気設備の点検のため停電になる予定なので,立ち上げは明日の夕方以降まで待つことにしました.
これで問題が解決してくれれば良いのですが,もしターボポンプの故障だとすると,交換に百万円ぐらいかかるかもしれません.そうでないことを願っています.
すぐに立ち上げ直して確認したいところだったのですが,明日は大学が電気設備の点検のため停電になる予定なので,立ち上げは明日の夕方以降まで待つことにしました.
これで問題が解決してくれれば良いのですが,もしターボポンプの故障だとすると,交換に百万円ぐらいかかるかもしれません.そうでないことを願っています.
2009年9月2日水曜日
2009年8月28日金曜日
編入学試験 & 大学院入試合格発表
夏休みということもあり,しばらくブログの更新をさぼっていました.
今日は茨城大学農学部では3年次生編入学試験が実施されました.編入学試験は短大や高専の卒業見込みの学生さんや他大学の2年次生以降に在学している学生さん向けの試験です.
また,8月10日に実施された大学院の入学試験の合格発表の日でした.
今日は茨城大学農学部では3年次生編入学試験が実施されました.編入学試験は短大や高専の卒業見込みの学生さんや他大学の2年次生以降に在学している学生さん向けの試験です.
また,8月10日に実施された大学院の入学試験の合格発表の日でした.
2009年8月5日水曜日
NMRの緩和時間測定
生物制御化学研究室では NMR を通常は有機化合物の構造解析の目的でしか使わないので,緩和時間測定はほとんどやったことがありませんでした.最近,他の研究室から頼まれて横緩和時間(T2)の測定をしたのですが,マニュアル通りにやってもどうもうまくいかずに困っていました.
先週,日本電子のコールセンターに電話して問い合わせてみたのですが,分かる人たちが全員夏休みだと言われてしまったので,今週再度問い合わせをしてみました.
やり取りをして分かったのは,今使っている WinAlpha というプログラムの問題(バグ)で計算ができなかったということで,測定自体は問題なかったようでした.結局,修正プログラムを送ってもらえることになりました.
WinAlpha というシステムはおそらくそんなに本数が出ていない(たぶん10本,20本のレベル)システムだと思われるので,今までT2測定をやろうとした人がほとんどいなかったため,バグも見つからなかったのではないかと予想されます.
先週,日本電子のコールセンターに電話して問い合わせてみたのですが,分かる人たちが全員夏休みだと言われてしまったので,今週再度問い合わせをしてみました.
やり取りをして分かったのは,今使っている WinAlpha というプログラムの問題(バグ)で計算ができなかったということで,測定自体は問題なかったようでした.結局,修正プログラムを送ってもらえることになりました.
WinAlpha というシステムはおそらくそんなに本数が出ていない(たぶん10本,20本のレベル)システムだと思われるので,今までT2測定をやろうとした人がほとんどいなかったため,バグも見つからなかったのではないかと予想されます.
2009年7月31日金曜日
2009年7月30日木曜日
アジレントがバリアンを買収
二三日前ですが,NMRやMSなどの我々も良く使う機器のメーカーであるバリアンがアジレントに買収されるというニュースがありました(アジレントのプレスリリース).
バリアンと言えばNMRでは老舗メーカー(他に高分解能NMRを作っているのはブルカーと日本電子しかない)で,その他にもGC-MS,LC-MSなど我々の研究分野でも良く使う機械を作っている会社です.今は壊れて動いていませんが,生物制御化学研究室でもバリアンのSaturn 2000RというGC-MSを数年前まで使っていました.
買収したアジレントはHPからスピンアウトした会社でGC(-MS)やLC(-MS)の有名メーカーです.アジレントはNMRは作っていなかったので,バリアン製NMRはブランドを変えて残るでしょうが(高分解能NMRのメーカーがブルカーと日本電子だけになるのは寂しいので,残って欲しいものです),GC-MSやLC-MSはバリアンのものはいずれフェードアウトしてしまうのではないかと予想されます.
分析機器のメーカーは結構合併やスピンアウトなどが行われるのですが,今回の買収はちょっとビックリしました.
バリアンと言えばNMRでは老舗メーカー(他に高分解能NMRを作っているのはブルカーと日本電子しかない)で,その他にもGC-MS,LC-MSなど我々の研究分野でも良く使う機械を作っている会社です.今は壊れて動いていませんが,生物制御化学研究室でもバリアンのSaturn 2000RというGC-MSを数年前まで使っていました.
買収したアジレントはHPからスピンアウトした会社でGC(-MS)やLC(-MS)の有名メーカーです.アジレントはNMRは作っていなかったので,バリアン製NMRはブランドを変えて残るでしょうが(高分解能NMRのメーカーがブルカーと日本電子だけになるのは寂しいので,残って欲しいものです),GC-MSやLC-MSはバリアンのものはいずれフェードアウトしてしまうのではないかと予想されます.
分析機器のメーカーは結構合併やスピンアウトなどが行われるのですが,今回の買収はちょっとビックリしました.
2009年7月25日土曜日
茨城大学オープンキャンパス
今日は茨城大学水戸キャンパスでオープンキャンパスが開催され,私が担当した実験体験「フルーツの香りを合成しよう」にも多くの高校生の皆さんが来てくれました.カルボン酸とアルコールからエーテルを合成する実験です.限られた時間とスペースだったので,なかなか思うようにできなかったのですが,盛況だったのではないかと思います.生物制御化学研究室の四年生の中山さんと湯本さんにも受付と実験を手伝ってもらいました.
エステルの合成をする高校生の皆さん
2009年7月23日木曜日
2009年7月20日月曜日
農学部オープンキャンパス
今年は多くの農学部学生さんにもボランティアとして協力をしてもらいました.生物制御化学研究室からも 4 名の学生さんが受付や誘導案内などで活躍してくれたようです.
私は広報担当教員なので農学部全体の説明会などを行っていて,研究室見学の様子はわからなかったのですが,生物制御化学研究室にも多くの方が見学に見えたと聞いています.
説明会での中島農学部長の挨拶
2009年7月16日木曜日
2009年7月14日火曜日
2009年7月8日水曜日
研究室セミナー
ちょっとここのところ忙しかったので,ブログの更新をさぼっていました.
昨日の研究室セミナーは論文紹介を四年生の今井君が担当して,紹介した論文は Stefanato, F.L., Abou-Mansour, E., Buchala, A., Kretschmer, M., Mosbach, A., Hahn, M., Bochet, C.G., Métraux, J.-P., and Schoonbeek, H.-, The ABC transporter BcatrB from Botrytis cinerea exports camalexin and is a virulence factor on Arabidopsis thaliana. Plant J., 58, 499-510 (2009) でした.
先週のセミナーは四年生の中山さんの担当で,紹介した論文は Kawasaki, T., Matsumura, Y., Tsutsumi, T., Suzuki, K., Ito, M., and Soai, K., Asymmetric autocatalysis triggered by carbon isotope (13C/12C) chirality. Science, 324, 492-495 (2009) でした.
昨日の研究室セミナーは論文紹介を四年生の今井君が担当して,紹介した論文は Stefanato, F.L., Abou-Mansour, E., Buchala, A., Kretschmer, M., Mosbach, A., Hahn, M., Bochet, C.G., Métraux, J.-P., and Schoonbeek, H.-, The ABC transporter BcatrB from Botrytis cinerea exports camalexin and is a virulence factor on Arabidopsis thaliana. Plant J., 58, 499-510 (2009) でした.
先週のセミナーは四年生の中山さんの担当で,紹介した論文は Kawasaki, T., Matsumura, Y., Tsutsumi, T., Suzuki, K., Ito, M., and Soai, K., Asymmetric autocatalysis triggered by carbon isotope (13C/12C) chirality. Science, 324, 492-495 (2009) でした.
2009年6月24日水曜日
化学物質安全衛生講習会
今日は大学の安全衛生教育の一環として,化学物質安全衛生講習会が開催されました.企業から講師の方を招いて,「企業が求める大学の安全衛生教育」と「化学物質の基礎知識 (MSDSの読み方)」についてのお話を聞きました.
講演会前の学生たち
研究室セミナー
昨日の研究室セミナーでの文献紹介担当は四年生の谷本君で,紹介した論文は Yapici, N., Kim, Y.-J., Ribeiro, C., and Dickson, B.J., A receptor that mediates the post-mating switch in Drosophila reproductive behaviour. Nature 451, 33-37 (2008) でした.
私の論文斜め読み紹介コーナーでは下記の論文を紹介しました.
私の論文斜め読み紹介コーナーでは下記の論文を紹介しました.
2009年6月19日金曜日
2009年6月16日火曜日
研究室セミナー
本日の研究室セミナーでの文献紹介担当は四年生の佐々木君で,紹介した論文は Jung, H.W., Tschaplinski, T.J., Wang, L., Glazebrook, J., and Greenberg, J.T., Priming in systemic plant immunity. Science, 324, 89-91 (2009) でした.
私の論文斜め読み紹介コーナーでは下記の論文を紹介しました.
私の論文斜め読み紹介コーナーでは下記の論文を紹介しました.
2009年6月15日月曜日
NMR のトラブル
昨日の昼前,家にいた私のところに研究室にいる大学院生の下村君から電話がかかってきました.NMR のサンプルホルダーを試料管を挿していない状態でマグネットの中に入れてしまって,取れなくなったということでした.
NMR の試料は 5 mm 径の細長いガラス管に入れた状態でサンプルホルダーにセットしてから超伝導マグネットの中に挿入します.実際に NMR 測定が行われる場所はマグネットの中心部分で簡単にアクセスできないようになっていて,通常は空気圧でサンプルを出し入れします.しかし,試料管が挿されていない状態のサンプルホルダーには本来試料管を挿入するべき穴があるので,そこから空気が漏れてしまい,取り出すことができないという状態になってしまいました.このミスの発生は私が茨城大学に赴任してから二回めです.
昼過ぎに私が研究室に行って,マグネットの下側からプローブを引き抜いてホルダーを取り出しました.再びプローブを取り付けてヤレヤレという感じだったのですが,その後,測定してみると全くロックシグナル(重溶媒の D の信号)が見えないという状態になってしまいました.いろいろいじってシグナルを探したのですが,昨日の時点では解決策を見出せず,日曜日なので日本電子データムのサポートセンターもお休みのため,とりあえずあきらめました.
今日になって,サポートセンターに連絡して解決策を聞いてみました.分光計のシム関係のユニット(名前忘れました)のプロテクトスイッチが切れているかもしれないと言われ,分光計の裏に入って教えてもらったスイッチを見てみたところ,案の定オフになっていました.このスイッチを入れ直したところ,ロックシグナルはいとも簡単に見つかりました.結局,シムが全く働いていない状態だったので,信号が見えなかったということのようです.
これで問題解決して目出たし目出たしのはずだったのですが,今度はマグネットの液体窒素の残量が日曜日からずっと 100% のままで下がらないという問題が発生しました.これは土曜の夜にトラブルが発生したときに下村君が分光計の電源を切って帰ったため,そのあと液体窒素自動供給装置から窒素が過剰に供給されてしまったことが原因のようです.いつまでたっても 100% のままなので,センサーが壊れたかと心配したのですが,夕方になったらやっと 99% になったのでたぶん壊れてはいないようです.
NMR の試料は 5 mm 径の細長いガラス管に入れた状態でサンプルホルダーにセットしてから超伝導マグネットの中に挿入します.実際に NMR 測定が行われる場所はマグネットの中心部分で簡単にアクセスできないようになっていて,通常は空気圧でサンプルを出し入れします.しかし,試料管が挿されていない状態のサンプルホルダーには本来試料管を挿入するべき穴があるので,そこから空気が漏れてしまい,取り出すことができないという状態になってしまいました.このミスの発生は私が茨城大学に赴任してから二回めです.
昼過ぎに私が研究室に行って,マグネットの下側からプローブを引き抜いてホルダーを取り出しました.再びプローブを取り付けてヤレヤレという感じだったのですが,その後,測定してみると全くロックシグナル(重溶媒の D の信号)が見えないという状態になってしまいました.いろいろいじってシグナルを探したのですが,昨日の時点では解決策を見出せず,日曜日なので日本電子データムのサポートセンターもお休みのため,とりあえずあきらめました.
今日になって,サポートセンターに連絡して解決策を聞いてみました.分光計のシム関係のユニット(名前忘れました)のプロテクトスイッチが切れているかもしれないと言われ,分光計の裏に入って教えてもらったスイッチを見てみたところ,案の定オフになっていました.このスイッチを入れ直したところ,ロックシグナルはいとも簡単に見つかりました.結局,シムが全く働いていない状態だったので,信号が見えなかったということのようです.
これで問題解決して目出たし目出たしのはずだったのですが,今度はマグネットの液体窒素の残量が日曜日からずっと 100% のままで下がらないという問題が発生しました.これは土曜の夜にトラブルが発生したときに下村君が分光計の電源を切って帰ったため,そのあと液体窒素自動供給装置から窒素が過剰に供給されてしまったことが原因のようです.いつまでたっても 100% のままなので,センサーが壊れたかと心配したのですが,夕方になったらやっと 99% になったのでたぶん壊れてはいないようです.
2009年6月13日土曜日
2009年6月11日木曜日
茨城大学入学案内2010
最近公開された茨城大学入学案内2010(高校生向けの茨城大学紹介パンフレット)37 ページの資源生物科学科「教員より一言」というコーナーに戸嶋先生の一言が掲載されています.
実は上の写真の右上に長谷川も登場しています
2009年6月10日水曜日
2009年6月9日火曜日
研究室セミナー&卒業アルバム写真撮影
本日の研究室セミナーの文献紹介は四年生の湯本さんで紹介した論文は Anstey, M.L., Rogers, S.M., Ott, S.R., Burrows, M., and Simpson, S.J., Serotonin mediates behavioral gregarization underlying swarm formation in desert locusts. Science, 323, 627-630 (2009) でした.
今週はネタがなかったので,私の斜め読み論文紹介コーナーはお休みです.
セミナー終了後,研究室の卒業アルバム写真撮影を庭の池の脇で行いました.その後,カメラマンの方が研究室で卒業生たちの実験風景の撮影もしていました.
今週はネタがなかったので,私の斜め読み論文紹介コーナーはお休みです.
セミナー終了後,研究室の卒業アルバム写真撮影を庭の池の脇で行いました.その後,カメラマンの方が研究室で卒業生たちの実験風景の撮影もしていました.
2009年6月2日火曜日
研究室セミナー
今週のセミナーからいよいよ四年生の文献紹介がスタートしました.最初は英語の論文を一通り読むだけでも大変かもしれませんが,これは慣れによって解決するしかありません.普段から面倒くさがらずに英語の文献に目を通していれば,自ずと読むスピードは速くなっていくものなので,皆さん頑張って欲しいものです.
今日は四年生の川本さんが Enquist & Stoltz, The total synthesis of (-)-cyanthiwigin F by means of double catalytic enantioselective alkylation. Nature 453, 1228-1231 (2008) を紹介しました.
私の斜め読み論文紹介コーナーでは Oh, D.-C., Poulsen, M., Currie, C.R., and Clardy, J., Dentigerumycin: a bacterial mediator of an ant-fungus symbiosis. Nat. Chem. Biol., 5, 391-393 (2009) を紹介しました.
今日は四年生の川本さんが Enquist & Stoltz, The total synthesis of (-)-cyanthiwigin F by means of double catalytic enantioselective alkylation. Nature 453, 1228-1231 (2008) を紹介しました.
私の斜め読み論文紹介コーナーでは Oh, D.-C., Poulsen, M., Currie, C.R., and Clardy, J., Dentigerumycin: a bacterial mediator of an ant-fungus symbiosis. Nat. Chem. Biol., 5, 391-393 (2009) を紹介しました.
2009年5月31日日曜日
2009年5月30日土曜日
茨城大学創立60周年記念式典および地域貢献シンポジウム
茨城大学は今年で創立60周年だそうで,今日は「茨城大学創立60周年記念式典および地域貢献シンポジウム」が水戸駅近くの常陽藝文センターで開催されました.記念式典では茨城大学憲章が披露され,シンポジウムでは地域貢献に関連したいくつかの話題が紹介されました.農学部の新田先生のバイオエタノールの講演もありました.
農学部からも戸嶋先生や私を含めた何人かの先生と十数人の学生さんたちが記念式典・シンポジウムを聞くためにマイクロバスで阿見から水戸まで出かけてきて,さっき帰ってきたところです.
農学部からも戸嶋先生や私を含めた何人かの先生と十数人の学生さんたちが記念式典・シンポジウムを聞くためにマイクロバスで阿見から水戸まで出かけてきて,さっき帰ってきたところです.
茨城大学憲章を読み上げる池田学長
2009年5月29日金曜日
化学生態学入門 & 土浦駅ビル
今日は一年生向けの授業の化学生態学入門があり,水戸で講義をしてきました.授業開始の15分ぐらいは液晶プロジェクターがなぜかうまく映らず,非常に焦りました.いつもは一発で映写されるのですが,前回と今回はかなり手間取ってしまいました.おそらく,前の人がパソコンではなく,ビデオの映写とかに使っていたために設定が変わっていたものと思われます.
行き帰りに土浦駅を使ったのですが,昨年の夏のウイング閉店以降閉鎖されていた駅ビルが新装開店に向けてやっと本格的に改装作業に入っていました.少し前から改装作業は始まっていたようですが,今日見ると内装の作業なども進めている感じでした.今年の夏新装オープン予定だそうです.土浦は駅の周辺の寂れ具合がここ十年ぐらいでかなり進んでいますが,昨年からは駅ビルでさえシャッター店舗という状態でした.駅ビルの新装オープンで少し活気が戻ってくれれば良いのですが.
行き帰りに土浦駅を使ったのですが,昨年の夏のウイング閉店以降閉鎖されていた駅ビルが新装開店に向けてやっと本格的に改装作業に入っていました.少し前から改装作業は始まっていたようですが,今日見ると内装の作業なども進めている感じでした.今年の夏新装オープン予定だそうです.土浦は駅の周辺の寂れ具合がここ十年ぐらいでかなり進んでいますが,昨年からは駅ビルでさえシャッター店舗という状態でした.駅ビルの新装オープンで少し活気が戻ってくれれば良いのですが.
2009年5月27日水曜日
一年次生農学部見学会
今日は水戸から農学部の一年次生が阿見キャンパスに来訪して研究室の見学や四年生との交流会が開催されました.例年のことですが,研究棟の一階には生物制御化学研究室しかないため,見学に来てくれる一年生は少なめでした.結局,今年は2名しか見学に来ないというちょっと寂しい状態でした.
資源生物科学科の四年生との交流会はこぶし会館の食堂で開催されました.戸嶋先生は学科長,私は教務委員という立場でこの交流会にも参加しました.今年の一年生は昨年に比べると参加率が高く,ほとんど全員出席していたようでした.水戸と阿見で離れているためになかなか分からない阿見の事情を知るためには良いチャンスだったのではないかと思います.
資源生物科学科の四年生との交流会はこぶし会館の食堂で開催されました.戸嶋先生は学科長,私は教務委員という立場でこの交流会にも参加しました.今年の一年生は昨年に比べると参加率が高く,ほとんど全員出席していたようでした.水戸と阿見で離れているためになかなか分からない阿見の事情を知るためには良いチャンスだったのではないかと思います.
2009年5月26日火曜日
研究室セミナー
今日の文献紹介は博士課程の湯本さんで紹介した文献は Atago et al., Practical method for crystalline-liquid resolution of chrysanthemic acids utilizing chiral 1,1′-binaphthol monoethyl ethers directed for process chemistry. Tetrahedron: Asymmetry 20(9), 1015-1019 (2009) でした.
来客があったので,今日は私の論文斜め読み紹介コーナーはお休みしました.
セミナーの開始前に大学のニューズレター「大きな百合の木の下で」に載せる研究室紹介のための集合写真を撮影しました.
来客があったので,今日は私の論文斜め読み紹介コーナーはお休みしました.
セミナーの開始前に大学のニューズレター「大きな百合の木の下で」に載せる研究室紹介のための集合写真を撮影しました.
2009年5月19日火曜日
研究室セミナー
本日の研究室セミナーの文献紹介は修士課程の下村君で,紹介した論文は Ishikawa et al., High-yielding synthesis of the anti-influenza neuramidase inhibitor (-)-oseltamivir by three “one-pot” operations. Angew. Chem. Int. Ed., 48(7), 1304-1307 (2009) でした.今世間で最大の話題のインフルエンザの治療薬の効率的な合成に関する報告でした.
私の論文斜め読み紹介コーナーでは下記の二報を紹介しました.
私の論文斜め読み紹介コーナーでは下記の二報を紹介しました.
- Lefranc, D., and Ciufolini M.A., Total synthesis and stereochemical assignment of micrococcin P1. Angew. Chem. Int. Ed., 48, 4198-4201 (2009).
- Stefanato, F.L., Abou-Mansour, E., Buchala, A., Kretschmer, M., Mosbach, A., Hahn, M., Bochet, C.G., Métraux, J.-P., and Schoonbeek, H., The ABC transporter BcatrB from Botrytis cinerea exports camalexin and is a virulence factor on Arabidopsis thaliana. Plant J., 58, 499-510 (2009).
2009年5月18日月曜日
真空ポンプ
有機化学系の研究室では溶液の濃縮は最も頻繁に行われる実験操作です.良く使われるのはロータリーエバポレーターとか遠心型エバポレーターという減圧状態で溶媒を蒸発させる装置です.減圧のためには,アスピレーターやダイヤフラム式真空ポンプが使われるのですが,研究室のダイヤフラム式真空ポンプのダイヤフラムが破れてしまい,先週から一部のエバポレーターが使えなくなって大変困っていました.
今日,注文していたダイヤフラムが届いたので学生さんたちとポンプを分解して取り付けました.新品のダイヤフラムを装備したポンプ(バキューブランドのMZ-2Cという機種)は絶好調になりました.しかし,真空度が高くなりすぎてしまい,早速突沸させている学生さんがいました.
今日,注文していたダイヤフラムが届いたので学生さんたちとポンプを分解して取り付けました.新品のダイヤフラムを装備したポンプ(バキューブランドのMZ-2Cという機種)は絶好調になりました.しかし,真空度が高くなりすぎてしまい,早速突沸させている学生さんがいました.
2009年5月16日土曜日
資源生物科学科二年生歓迎会
茨城大学農学部の学生さんは一年生のときは水戸キャンパスで他学部の学生さんたちと一緒に勉強して,二年生になってから阿見キャンパスへ移ってくることになります.
昨日は夕方から資源生物科学科の三年生が企画した二年生の歓迎会がこぶし会館食堂で開催されました.ちょっと二年生の参加が少なくて残念だったのですが,ここ何年かこのような企画がなかったので,学科全体でコンパをするというのは良い機会だったと思います.
昨日は夕方から資源生物科学科の三年生が企画した二年生の歓迎会がこぶし会館食堂で開催されました.ちょっと二年生の参加が少なくて残念だったのですが,ここ何年かこのような企画がなかったので,学科全体でコンパをするというのは良い機会だったと思います.
2009年5月14日木曜日
2009年5月12日火曜日
研究室セミナー
今日は火曜日なので午後から研究室のセミナーがありました.今週からいよいよ学生による原著論文の紹介が始まりました.今日の担当は博士課程の井坂君で,紹介した論文は Nilewski et al., Total synthesis of a chlorosulpholipid cytotoxin associated with seafood poisoning. Nature 457(7229), 573-576 (2009) でした.
私の斜め読み論文紹介コーナーでは下記の2報を紹介しました.
私の斜め読み論文紹介コーナーでは下記の2報を紹介しました.
2009年5月8日金曜日
今日は水曜日で昨日は月曜日
ゴールデンウィークもありネタもなかったので,しばらくブログを書いていませんでした.今日も特に書くことはなかったのですが,茨城大学では今日は水曜日で昨日は月曜日だったということを書いておきます.
昔(私が大学生だった頃)は先生の都合での休講があったり,祝日で授業がなかったりするのは単に「ラッキー」で済まされたのですが,今は大学も授業の管理が厳密になっていて,講義科目は半年(実質は4ヶ月)で 15 回の講義を実施することが義務づけられています.
ところが,ハッピーマンデーで月曜日に祝日が集中するようになった結果,月曜日の講義は 15 回できなくなってしまうことが多くなってきています.
そこで,大学では余裕のある他の曜日を「振替月曜日」にして月曜日の講義を実施するという対応をとっています.今期については水曜日も不足しているようなので,今日は振替「水曜日」になったということです.
本来は今日は金曜日なので私は化学生態学入門の講義で水戸へ出張しなければいけなかったのですが,そういうわけで一週お休みすることができました.
昔(私が大学生だった頃)は先生の都合での休講があったり,祝日で授業がなかったりするのは単に「ラッキー」で済まされたのですが,今は大学も授業の管理が厳密になっていて,講義科目は半年(実質は4ヶ月)で 15 回の講義を実施することが義務づけられています.
ところが,ハッピーマンデーで月曜日に祝日が集中するようになった結果,月曜日の講義は 15 回できなくなってしまうことが多くなってきています.
そこで,大学では余裕のある他の曜日を「振替月曜日」にして月曜日の講義を実施するという対応をとっています.今期については水曜日も不足しているようなので,今日は振替「水曜日」になったということです.
本来は今日は金曜日なので私は化学生態学入門の講義で水戸へ出張しなければいけなかったのですが,そういうわけで一週お休みすることができました.
2009年4月29日水曜日
2009年4月27日月曜日
2009年4月24日金曜日
2009年4月22日水曜日
3000 アクセス
昨日,この「生物制御化学研究室の日々」が 3000 アクセスに到達しました.2000 アクセスからはちょうど 2 ヶ月かかりました.1000 から 2000 は 40 日ちょっとだったので,ややアクセス数が落ちているようですが,これはアセトニトリルの問題を検索してこのページに来る人が以前は結構いたためだと思われます.
2009年4月21日火曜日
研究室セミナー
本日の研究室セミナーは,初めて四年生が研究経過の報告を行いました.まだまだ発表慣れしていないので分かりにくい発表もありましたが,ここから向上してくれることを期待しています.
私の斜め読み論文紹介コーナーでは下記の2つの論文を紹介しました.
私の斜め読み論文紹介コーナーでは下記の2つの論文を紹介しました.
- Anstey, M.L., Rogers, S.M., Ott, S.R., Burrows, M., and Simpson, S.J., Serotonin mediates behavioral gregarization underlying swarm formation in desert locusts. Science, 323, 627-630 (2009).
- Xiu, X., Puskar, N.L., Shanata, J.A.P., Lester, H.A., and Dougherty, D.A., Nicotine binding to brain receptors requires a strong cation-π interaction. Nature, 458, 534-537 (2009).
2009年4月19日日曜日
ブログ移行完了
「生物制御化学研究室の日々」過去記事の Blogger への移行が完了しました.BiND for WEBLiFE* 2.5 の SYNC という機能を使って作成しているのですが,難点は RSS フィードのリンクが自動的に作られないのと,過去記事へはカレンダーを使ってアクセスするしかない点です.
RSS フィードが欲しい人や過去記事をもっと簡単に参照したい方は Blogger の方へ直接アクセスして下さい.
RSS フィードが欲しい人や過去記事をもっと簡単に参照したい方は Blogger の方へ直接アクセスして下さい.
2009年4月17日金曜日
化学生態学入門,農業化学生態学新四年生歓迎会
2009年4月16日木曜日
「生物制御化学研究室の日々」を Blogger に移行
「生物制御化学研究室の日々」は今まで RapidWeaver というソフトを使って更新していましたが,研究室のホームページ更新に使っている BiND というソフトが Blogger に対応したので,移行することにしました.
RapidWeaver は使いやすくて良いソフトなのですが,ブログの置き場所を大学のサーバーにしていると,学外から更新ができないという問題がありました.Blogger ならば,家からでも出張先からでも更新できるので,便利になりそうです.その他,技術的な点は後ほど個人ブログに書きます.
旧ブログもしばらくは残しておきますが,徐々に過去記事も Blogger にコピーしていきたいと思います.
RapidWeaver は使いやすくて良いソフトなのですが,ブログの置き場所を大学のサーバーにしていると,学外から更新ができないという問題がありました.Blogger ならば,家からでも出張先からでも更新できるので,便利になりそうです.その他,技術的な点は後ほど個人ブログに書きます.
旧ブログもしばらくは残しておきますが,徐々に過去記事も Blogger にコピーしていきたいと思います.
2009年4月15日水曜日
研究室セミナー
昨日から新年度の研究室セミナーがスタートしました.セミナーでは各自の研究報告と文献紹介を行っていますが,文献紹介は5月から始める予定で,昨日は大学院生の研究報告二件の発表がありました.来週からは四年生にも自分たちの研究の進展状況を報告してもらう予定です.
今年度の新たな試みとして,私が最近見つけたちょっと(あるいはすごく)面白い論文の簡単な紹介を始めることにしました.学生さんたちには,この研究室に関連した分野(生物制御化学,生物有機化学,天然物化学など)でどのような研究が行われているのかを少しでも知ってもらえればと思っています.
昨日紹介した文献は以下の三報です.
今年度の新たな試みとして,私が最近見つけたちょっと(あるいはすごく)面白い論文の簡単な紹介を始めることにしました.学生さんたちには,この研究室に関連した分野(生物制御化学,生物有機化学,天然物化学など)でどのような研究が行われているのかを少しでも知ってもらえればと思っています.
昨日紹介した文献は以下の三報です.
- Pirone, C., Quirke, J.M.E., Priestap, H.A., and Lee, D.W., Animal pigment bilirubin discovered in plants. J. Am. Chem. Soc., 131, 2830 (2009).
- Kavakka, J.S., Kilpeläinen, I., and Heikkinen, S., General chromatographic NMR method in liquid state for synthetic chemistry: polyvinylpyrrolidone assisted DOSY experiments. Org. Lett., 11, 1349-1352 (2009).
- Fonseca, S., Chini, A., Hamberg, M., Adie, B., Porzel, A., Kramell, R., Miersch, O., Wasternack, C., and Solano, R., (+)-7-iso-Jasmonoyl-L-isoleucine is the endogenous bioactive jasmonate. Nat. Chem. Biol., in press.
2009年4月9日木曜日
2009年4月7日火曜日
桜が満開
先週の土曜日にそろそろ農学部近辺では桜が見頃と書きましたが,今日はほぼ満開になりました.明日は茨城大学の入学式が水戸で開催されます.最近は入学式のときにはすでに桜の見頃は終わっているということが多かったのですが,今年は3月がちょっと寒かったので,ちょうど入学式に合ってくれたようです.
研究室のホームページもトップの画像を桜にしました.
研究室のホームページもトップの画像を桜にしました.
2009年4月6日月曜日
2009年4月4日土曜日
2009年4月2日木曜日
2009年3月30日月曜日
日本農芸化学会2009年度大会
福岡で開催された日本農芸化学会 2009 年度大会に行ってきました.福岡で農芸化学会が開催されるのは十年ぶりで,私自身はそのとき以来の福岡訪問でした.会場は福岡国際会議場とマリンメッセ福岡で,博多港の近くです.
前に書きましたように,当研究室からは博士課程の湯本さんと私がポスター発表しました.あと,研究室の OB で現在横浜市立大学で特任助教をしている鈴木宗典君も発表していました.
学会が終われば,いよいよ新年度です.
前に書きましたように,当研究室からは博士課程の湯本さんと私がポスター発表しました.あと,研究室の OB で現在横浜市立大学で特任助教をしている鈴木宗典君も発表していました.
学会が終われば,いよいよ新年度です.
ポスター発表会場のマリンメッセ福岡
2009年3月26日木曜日
学会ポスターの印刷
明日から福岡で日本農芸化学会 2009 年度大会が開催されます.当研究室からは戸嶋先生と大学院生の湯本さんと私が参加します.昨日は湯本さんが,今日の午前中は私がポスターの印刷をしました.遺伝子実験施設の大判プリンタを使ったのですが,今回初めてソフトクロス紙という布状の用紙を使ってみました.これだと折り畳んで持ち運べるので便利です.
ただいま印刷中
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